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関西での活動報告: 外部研究会での招聘発表

関西での活動報告:外部研究会での招聘発表(3/24)

先月、日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」に採択された、大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センターによる「EU域内外におけるトランスローカルな都市ネットワークに基づく合同生活圏の再構築」研究会で、ゲストスピーカーとして招かれ研究発表を行いました。ケベック学会からは加納由紀子会員やベルギー研究会代表の岩本和子氏らが参加してくれました。
この研究会では、仏語圏文学研究だけにとどまらず、西洋史研究、EU圏研究、ドイツ文学研究、英語圏文学研究など様々な分野の専門家が参加して、分野横断的な視野からの検証が行われ極めて刺激的で充実した研究会となりました。各国の移民文学やケベック文学、仏語圏文学の独自性が浮き彫りになり、広い文脈からケベック研究、仏語圏研究を行う重要性と意義を改めて痛感しました。
加納会員が研究会のレポートと写真を送って下さったので、以下に掲載させていただきます。
(真田桂子)
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2014年2月23日土曜日、大阪市立大学文学部研究科の第四回合同生活圏研究会「移動とアイデンティティ:『移動文学』とトランスローカルな経験の諸相」が、同研究科の研究室で14時から17時まで行われた。
この研究会では、AJEQ真田桂子会員が「『移動文学』の浸透とフランス語圏文学の変容—移民作家受容の比較的見地からー」と題された発表を行った。時間は、ドイツ文学研究者で、現代移民文学に通暁した浜崎桂子氏(立教大学)の発表(「移動し変容するアイデンティティードイツの移民文学からー」)との間に二分された。
真田会員は、まずケベックについて、そしてケベックのフランス語の文学および文化の擁護政策について、その特殊性と独自性を、歴史的な視点から概略的に紹介した。そして、最新の批評言説の趨勢と動向について、ケベックのみならず、フランスと欧州に視点を移した広い展望で分析した。フランスを視野に入れたことで、合同発表者の浜崎氏によるドイツ現代移民作家のおかれた状況の紹介と、響き合う発表であったと言えよう。
小さな教室内には関西における西洋近代史や現代文学の専門家が席を占めており、発表後には30分を超える活発な質疑応答が行われ、真田会員と浜崎氏の発表が刺激的な分析に富んでいたことを物語っていた。
(写真クレジット・加納由起子)

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