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「ソウル舞台芸術見本市」(PAMS)の参加報告(安田 敬)

「ソウル舞台芸術見本市」(PAMS)の参加報告 安田 敬 (10/20)

 韓国ソウルに10月の6日から10日まで行ってきました。
 「ソウル舞台芸術見本市」(PAMS)ではそれほど目新しい動きはありませんでしたが、熱気を感じたのは、韓国のダンサーたちのパフォーマンスで、すっかり押され気味でした。韓国のダンスの躍進ぶりは目ざましいものがありますが、それは日本と違ってダンスを「ビジネス」としてとらえているので成功したのだと思います。それに対して、日本では特にダンス業界でさえも「アート」だという意識が強く、お金にならない・・・・。それでも90年代には日本はダンス業界にたいして企業スポンサーたちがいましたが、21世紀に入りこの不況でさびしいかぎりです。一方、ソウルは背水の陣で官民挙げて対応しているので強いですね。
 このイベントは開催して10年たちましたが、これからが正念場と思います。経済状況に大きく左右されます。昨年は国立劇場が会場でしたが、今回のブースはソウル中心にある豪華なマリオットホテルでした。別会場の大学のホールにて、ケベック州政府のソウル事務所(代表 Chung-Yoll Yoo氏)が、韓国、日本、ケベック間のネットワーキング・レセプションを主催。現地のプロデューサー、女優など劇場関係者らが、さらにAJEQ全国大会にこれまで参加したことのあるJi-Soon Leeさん(2011年大会)、Kaya Leeさん(2015年大会)も出席、再会しました。またケベック舞台芸術関係者11人ほど、さらに日本からは顔見知りの舞台関係者が7人ほど来ていました。州政府在日事務所の久山友紀さんが、私を含めて日本からの来訪者を一人一人紹介しました。会は50人ほどの参加者で大変盛況でした。
 この状況からも推察されるように、劇場関係については、ケベックは東京よりもソウルに軸足を移しているようで、これはケベックにかぎらず、例えばドイツ文化センターも東京よりソウルや北京に活動をシフトさせています。
 この間、日本では新国立競技場、エンブレム・ロゴなどの失敗、また最近ではマンション建設の手抜きなど、日本の土台の杭が足りないと感じています。さらに人材不足ですね。はたして日本はこのままでいいのか・・・・。
*2010年度のデーターですが国家予算に占める文化予算の割合はフランスが1.06%、韓国は0.81%、日本は0.11%(1,020億円)。GDP世界第3位にふさわしいとは言えないのではないでしょうか
参考:
「ソウルの舞台芸術見本市にケベックのブース出展 日本のパートナーとも交流」ケベック州在日事務所
http://www.international.gouv.qc.ca/ja/tokyo/actualites/13233?pReturnUrl=%2Fja%2Ftokyo%2Factualites%3Frp%3D10501%26noLang%3D5%26year%3D-1%26sec%3D-1%26idRegr%3D-1%26page%3D5
「ソウル舞台芸術見本市(PAMS)」国際交流基金
http://www.performingarts.jp/J/calendar/201510/s-01580.html

以下がソウル舞台芸術見本市の様子(撮影:安田敬)
YasudaSeoulB10.jpg

YasudaSeoulA10.jpg
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